2012年02月26日
群馬のとある森の猫5

この森の名物女
毛皮のコートの乞食マリー
白髪まじりの頭ふりふり
たるんだお腹にゃ毛玉付き
気取って歩くその足どりは
またたび中毒でふらふら

世の中なんて甘いもんさと
古い唄しゃがれ声でうたってる
昔はちょいとならしたもんさね
キャット・ウォークもあたしが先輩さ

昔オス猫どもを悩ませた毛づくろいも
今ではゴワゴワの猫毛のしらみも取れない

それでもこりずきょうもオス猫さがし
誠の恋をばさがしまする
今ではすでに手遅れなのに
昔の夢を追いかける
オス猫たちをひざまずかせて
果ては泣かせて捨てちゃう
絹やレースにつつまれながら
ぜいたくしほうだいの毎日

手練手くだの四十手で
だましたむくいの乞食マリー

人々に笑われながら
お尻をふりふり今日も行く

音楽:毛皮のマリー
美輪明宏・訳詞/M.Heyral・作曲

可愛い猫でしたよ。
Posted by i-jun at 17:01│Comments(0)
│群馬の猫
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